婚約とは?

婚約とは、当人同士の口約束やプロポーズなどによりお互いに結婚の意志をあらわし、将来の結婚の約束をすることを言います。このときに、特に法的な書類や結納のような儀式や婚約指輪などがなくても婚約は成立します。最近では結納の形式をとらずに両家で食事会を開いたり、身近な人を集めてパーティーをしたりして公にされることも多くなっています。そのようにして身近な人に認められることで、結婚への意識も高まり、お互いも周囲もスムーズに結婚にむけての準備ができるようになります。

しかし民法には婚約に関しての規定は特になく、判例法によって規制されており、法律的には結婚の予約という位置づけになっています。もし仮に何らかのトラブルがあって、両方の合意で婚約が解消される場合には問題はありませんし、法的な手続きは必要ではありません。しかしどちらかが一方的に破棄したい場合には、それに対して正当な理由が必要になります。たとえば相手の不貞行為や暴力などあった場合は正当な理由として解消が認められますが、正当な理由がない場合は、債務不履行や不法行為に当たることがあり、相手側の金銭的、精神的損害に対して、慰謝料が発生することもあります。

入籍の流れ

 結婚というと、昔は仲人を立てて結納を経て、結婚式、結婚披露宴というのが一般的な流れでしたが、現代はそれらを省略して、一気に婚姻届をだして入籍ということも少なくありません。結納をしなくてはならないとか、神様の前で結婚の誓いをしなくてはならないという法律は無いので、婚姻届だけで充分という考えは当然あります。要は本人同士の気持ちの問題、そしてそれを周りの人に周知するということでしょう。

 入籍の進め方ですが、これといった決まりごとはありません。不備のないよう婚姻届に記入して、役所に提出し受理されれば法的に夫婦と認められます。ただ婚姻届は役所に行ってそこですぐに書けるというものではありませんので、事前に準備が必要です。
具体的には、20歳以上の証人2名の署名押印が必要です。届出をする場所が結婚する本人の本籍地と異なる場合は、それぞれの戸籍謄本が必要です。本人が未成年の場合は父母の同意書が必要です。

 不備なく婚姻届が記入できたら、いよいよ提出です。夫婦二人で、あるいはどちらか一人で、または代理人でも提出が可能です。提出する場所は、どちらかの本籍地または住所地(所在地)の役所です。所在地とは一時的な滞在場所も含まれるので、旅行先などでも提出が可能です。提出日が入籍日となりますので、特別な日に入籍したい場合は不備が無いように注意が必要です。とくに夜間や休日に提出した場合、あとから不備が分かって提出しなおしということもあります。

結納とは?

以前は結婚をするのであれば、結納をするカップルがほとんどではありましたが、最近では結納をする人も減ってきています。
しかし、そういった事を大事にしているのであれば、行うといいものでしょう。

その時には、どういった事に注意をしておけばいいのでしょうか。
例えば、結納注意点をしては結婚するカップルのうまれ育った地域が違うという事もあるでしょう。

その際には、その地域によって結納の形式が違うようになる場合があります。
もしも形式が違うのであれば、どのように結納を執り行えばいいのでしょうか。

その場合には、形式を重んじる地域の方を優先して執り行うようにするといいでしょう。
しかし、どちらもそういった事にあまりこだわらないというのであれば、どちらに合わせて結納を執り行えばいいのでしょうか。

その場合には、男性側の形式に合わせるようにするといいでしょう。
そして、当日の服装に関してはどうすればいいのでしょうか。

その際には、普段着ではいけません。
やはりきちんとした格好をしていなくてはなりませんので、みんなで服装をそろえるようにするといいでしょう。
正礼装か略礼装のどちらにするのかを出席者で話し合って決めるようにしておくようにしましょう。