友達の結婚式に呼ばれたら?

学生時代の同級生や歳の近い友人、職場の同僚達が次々と結婚する「結婚ラッシュ」は20~30歳頃に訪れると言われています。この結婚ラッシュの時期に初めて結婚式に招待される方もいるでしょうが、その場合、分からないことも多いと思います。そこで、今回は結婚式に参列するにあたって行っておく準備や、式当日に注意したいこと、参列できない場合に行うことを解説します。
まず、招待状が届いたら、参列の可否を回答しなければなりません。結婚式の招待状は、一般的には挙式の2~3ヶ月前に届くように手配されます。返信ハガキの期限は挙式の1ヶ月前に設定されているケースが多いですが、早めに参列者を把握できたほうが、新郎新婦は式の準備を進めやすいです。また、返信がないことで出席確認連絡等、新郎新婦に余計な手間をかけてしまうことがありません。できるだけ早めの返答を心がけましょう。
前日までにしておくべき準備
<ご祝儀>
結婚式に参列する時は、お祝い金の「ご祝儀」を持っていきます。金額の相場は新郎新婦との関係性や自身の年齢によって変わります。友人や会社の同僚の場合、20代の方は2~3万円、30代の方は3~5万円を包むのが一般的です。
金額を決めたり、ご祝儀を包んだりする際は、以下の点に気を付けましょう。
・4(死)や9(苦)の数字を避ける
・新札を用意する
・お札は表向きにして入れる
以前は、夫婦の別れを連想させる偶数も、ご祝儀の金額として使うのはNGとされていましたが、近年は「ペア」の意味を持つという理由から、友人間や同僚間で使われるようになっています。
<服装>
仲の良い友人の結婚式・披露宴だとしても、フォーマルな場には変わりありません。男女ともに主役の新郎新婦より目立つ服装やカジュアルすぎる服装、過度に露出している服装、奇抜な服装はNGです。また、男性はビジネススーツ、女性は新婦と同じ白色の服も避けましょう。
当日気をつけたいこと
<会場到着時間>
会場に到着した後は、受付を済ませる・荷物をクロークに預ける・化粧や髪型を直すなど、やることが多いです。当日は挙式が始まる20~30分前には会場に着くのが理想です。
<遅刻の連絡>
交通渋滞や電車の遅延で挙式の開始に送れる場合、遅刻の連絡は必須です。この時、遅刻の連絡は新郎新婦ではなく、会場に入れます。または、一緒に式に参列する友人に連絡をします。友人に連絡する場合、既に会場入りしている可能性があるので、LINEやメールを使いましょう。
<ご祝儀の渡し方>
ご祝儀は受付で渡します。挨拶をした後、袱紗(ふくさ)からご祝儀袋を取り出し、相手に文字が見えるように両手で渡します。結婚式で渡すご祝儀を包む袱紗は、暖色系か紫色を使うのがマナーです。
結婚式に参列できない時は?
結婚を祝いたい気持ちはあるものの、都合がつかず式に参列できないという方もいます。その場合は、電報(祝電)を送って結婚を祝うという方法があります。祝電を送る場合は、遅くても当日の朝までに届くように手配しましょう。披露宴中に行われる祝電の読み上げに配慮するならば、式の前日には届いているとベターです。
WEB上の電報送付サービスならば、24時間申し込みを受け付けています。式の直前に電報の手配をすることになった場合は、WEBサービスを利用しましょう。VERY CARD(verycard.net)はWEB上で申し込みができる電報サービスのひとつです。14時までに申し込めばその日のうちに配達してもらうことができます。
さらに、VERY CARDならば、メッセージカードにぬいぐるみやプリザーブドフラワーを添えた、結婚式にふさわしいバラエティに富んだ電報を送ることができます。「式には参加できないけど、心から祝福していることを伝えたい」という方は、利用してみてはいかがでしょうか?